先の当臨書ブログにて記述の通り、孫過庭(そんかてい)の草書の名品「書譜」(しょふ)の一節「士翫体勢之多」を臨書作品としてまとめてみた。
「私は仮名を習いたい」という人がいる。小生はその人の書に関する云々を疑わずにはいられない。何故なら仮名というのは、実は漢字(特に草書)を多用した書のジャンルであり、漢字の草書の学習無しには成立させることのできないものなのである。
「5年間、書を習っていた」というのであるが、いやはや・・・。
書・書道に関するブログ。そのなかでも、書・書道作品制作を行う上で、必要不可欠な「臨書(りんしょ)」作品を掲載して行くブログです。 臨書とは、古典・古筆の学習を行い、書道作品を制作する上での糧を得るためのものです。