2009-12-10

書・書道・臨書:臨書「本阿弥切」(ほんあみぎれ)


 書家の主宰する書道教室の稽古が終了してから取り組んだ「本阿弥切」(ほんあみぎれ)の臨書である。

 臨書ではあるが、創作への過程を意識して、潤筆(じゅんぴつ)と渇筆(かっぴつ)の変化を大きくして、作品を立体的にみせる努力をしている。

 小粒の造形ながら、強靭で紙面を切り裂くような鋭い筆致を習ってみた積り。

2009-11-09

書・書道・臨書:臨書「蘭亭叙」【神龍半印本】



先日にもUPした、蘭亭叙【神龍半印本】の臨書作品。先日とは別の箇所を臨書してみた。

臨書にもいろいろなスタイルがある。書家としては、蘭亭叙の格調高い端正な造形を大切にしたい、という思いから、今回も「形臨」(けいりん)に徹してみた。

今、書家の主宰する書道教室でも、生徒さんに蘭亭叙に懸命になってもらっているところである。

2009-11-02

書・書道・臨書:臨書 王羲之(おうぎし)「蘭亭叙」【神龍半印本】


書の学習を行う上で、決して欠かすことのできない古典の一つである、“書聖”王羲之(おうぎし)の「蘭亭叙」(らんていじょ)【神龍半印本】の一節を臨書してみた。

非常に端正な行書体の蘭亭叙。

書家の主宰する書道教室でも、この古典の重要性は盛んに申し上げているところである。

2009-10-03

書・書道・臨書:臨書 顔真卿「祭姪文稿」


中国四大書家の一人、顔真卿(がんしんけい)の「祭姪文稿」(さいてつぶんこう)の一節を半切に臨書してみた。

「祭姪文稿」の粘り強い線質と豪快な運筆、大胆な文字造形の作り方などを表現してみた積りである。

特に一行目の四文字目の造形をつくるのは勇気が必要であった。

顔真卿の古典の臨書の意義については、書家の主宰する書道教室でも盛んに説明している。

書・書道・臨書:臨書 顔真卿「祭姪文稿」

中国四大書家の一人、顔真卿(がんしんけい)の「祭姪文稿」(さいてつぶんこう)の一節を半切に臨書してみた。



「祭姪文稿」の粘り強い線質と豪快な運筆、大胆な文字造形の作り方などを表現してみた積りである。



特に一行目の四文字目の造形をつくるのは勇気が必要であった。



顔真卿の臨書の重要性は、書家の主宰する書道教室でも、よく取り上げて申し上げているところである。

2009-09-03

臨書 木簡【半紙サイズ】


 木簡を眺めていて、『ここは“絵”になる!』と考えた、非常にユニークな場面を臨書作品にしてみた。

 素朴で、豪快な書風は、学習していて考えさせられることが多い。書家の主宰する書道教室でも、生徒さんに木簡の臨書を薦めている。

2009-08-08

書・書道・臨書:臨書 木簡「永元五年」

 書家の主宰する書道教室で、木簡の法帖を生徒さんに見せると『これも書道の学習の素材になるんですか?』と質問される。

 実は木簡も立派な書学の素材になる。その自由奔放で伸び伸びとした運筆は、創作書道作品のヒントが数多く隠されている。




2009-08-07

書・書道・臨書:臨書「寸松庵色紙」

 池田桂鳳先生曰く『古筆の王様』こと「寸松庵色紙」の一葉を、料紙に臨書してみた。

 古筆の臨書は原寸大が一般的。書家の上の臨書作品も原寸大で臨書している。書家の主宰する書道教室でも、盛んに臨書することを薦めている古筆の中の一つである。


2009-08-05

書・書道・臨書 臨書「賀蘭汗造像記」

 中国北魏時代の楷書体で、いわゆる“造像体”の古典一つ「賀蘭汗造像記」の一節を臨書してみた。

 書家の主宰する書道教室でも、『これも書の学習の範囲にはいるんですね』という言葉が生徒さんから聞かれる。

 まさにその通りで、造像体も必ず学習しなければならない書の要素の一つである。

2009-08-04

書・書道・臨書:臨書 顔真卿「祭姪文稿」




 中国唐時代の四大書家の一人、顔真卿(がんしんけい)の「祭姪文稿」(さいてつぶんこう)の一節を臨書してみた。

 使用した筆は、羊毛長々鋒で、豪快な書風が特徴の顔真卿の書を表現してみた。

 書家が主宰する書道教室でも、この顔真卿の作品を臨書することを薦めている。

2009-07-04

書・書道・臨書:臨書「寸松庵色紙(すんしょうあんしきし)」

 “古筆の王様”こと寸松庵色紙の一葉を臨書してみた。
 最初の一行目はあまり墨をつけずに、二行目の書き出しで墨を多く入れてみた。その二行目書き出しの強靭な線質は見ものである。
 書家は、(特に)この二行目書き出しにいつも圧倒されている。

2009-07-03

書・書道・臨書 臨書:王羲之(おうぎし)「蘭亭叙(らんていじょ)」(神龍半印本)


 久しぶりに、私“書家”の当臨書ブログを更新してみた。そして久しぶりに掲載する臨書作品は、王羲之(おうぎし)「蘭亭叙(らんていじょ)」(神龍半印本)の一節である。

 非常に格調高いこの蘭亭叙(らんていじょ)の神龍半印本。私、書家の主宰する書道教室でも必ず学書することを薦めている。