2007-08-10

書・書道・臨書:臨書「書譜」(孫過庭)

 仮名書道作品においても、漢字の草書の古典(臨書)学習を怠ることは決して出来ない。
 現在、私は自身の書家としての書学の一環として、古筆「針切」(はりぎれ)を研究している。
 しかし、それを行うにつれて、『やはり、仮名には草書の学習が必要不可欠』との想いが強くなる。今回も、孫過庭(そんかてい)の名品より「書譜」(しょふ)の一節「研妙不亦謬哉」を臨書してみた。
 特に、「妙」字は確実に書道作品にそのまま使える造形・運筆である。