2007-06-04

書・書道・臨書:臨書「孔子廟堂碑」

 私の主宰する書道教室で初めて学習していただくことになっているのが、中国唐時代の四大書家の一人、虞世南(ぐせいなん)の「孔子廟堂碑」(こうしびょうどうひ)である。
 しかし、当書道教室の門下の初めて習う古典、というだけでなく、私の書家としての書学にも非常に役立つ古典の一つである。
 『最近、作品に“荒れ”が出てきた』と感じたら、まずこの古典に回帰して、自身(そして自身の作品)を見直す。
 なお、三文字目の「師」は第一画目が不要、六文字目の「土」は(書道作品の世界では)点が必要である。

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