先の当臨書ブログでも取り上げた“書聖”王羲之(おうぎし)「蘭亭叙」(らんていじょ)の一節を臨書してみた。
四文字目の馬偏にあるように、書・書道の古典において、馬の書き順は非常に多く存在している。
2007-07-31
2007-07-30
書・書道・臨書:臨書「孔子廟堂碑」(虞世南)
2007-07-29
書・書道・臨書:臨書「蘭亭叙」(神龍半印本)王羲之
“書聖”王羲之(おうぎし)「蘭亭叙」(神龍半印本)の一節を臨書してみた。
この箇所は、蘭亭叙のなかでも、非常に有名なそれの一節で、より細やかな鑑賞をもって、造形を大切に“形臨”を心掛けた。
私の主宰する書道教室でも、必ずこの蘭亭叙の古典臨書は行うようにしている。
しかし、三文字目「氣」の八画目の縦画を真っ直ぐにしてしまう方が多くおられる。
それでは、いつまで経っても古典が教えてくれている“書の何たるか”という点を理解できない。
この箇所は、蘭亭叙のなかでも、非常に有名なそれの一節で、より細やかな鑑賞をもって、造形を大切に“形臨”を心掛けた。
私の主宰する書道教室でも、必ずこの蘭亭叙の古典臨書は行うようにしている。
しかし、三文字目「氣」の八画目の縦画を真っ直ぐにしてしまう方が多くおられる。
それでは、いつまで経っても古典が教えてくれている“書の何たるか”という点を理解できない。
2007-07-28
書・書道・臨書:「石鼓文」の臨書の成果を生かして
基本的に、私は漢字・近代詩文書を中心に創作活動を行う書家である。
しかし、(近代詩文書などで頻繁に使われている)行書・草書体だけを学習していたのでは、書道作品に奥行きが出ない。
今回は、「石鼓文」(せきこぶん)の臨書を生かして「大方無隅」を創作してみた。
しかし、(近代詩文書などで頻繁に使われている)行書・草書体だけを学習していたのでは、書道作品に奥行きが出ない。
今回は、「石鼓文」(せきこぶん)の臨書を生かして「大方無隅」を創作してみた。
2007-07-27
書・書道・臨書:臨書「雁塔聖教序」(ちょ遂良)
中国唐時代を代表する書家、ちょ遂良の名品「雁塔聖教序」(がんとうしょうぎょうじょ)の一節を臨書してみた。
繊細な線から繰り広げられる多彩なそれの抑揚と、顔法(顔真卿の書法)に勝るとも劣らない力強い書風は観る者を圧倒するところであろう。
繊細な線から繰り広げられる多彩なそれの抑揚と、顔法(顔真卿の書法)に勝るとも劣らない力強い書風は観る者を圧倒するところであろう。
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2007-07-26
書・書道・臨書:臨書「黄州寒食詩巻」(黄庭堅)
昨日に引き続き、黄庭堅(こうていけん)の代表作「黄州寒食詩巻」(こうしゅうかんじきしかん)の一節を臨書。
上の臨書作品は、私の主宰する書道教室の稽古が終了してから揮毫したものである(自身の書家としての書学の一貫)。
当方の書道作品では、字形を扁平にして作品の安定を図る、ということがあまりないため、自身の書における“引き出し”を多くすることを考え、学習してみた。
上の臨書作品は、私の主宰する書道教室の稽古が終了してから揮毫したものである(自身の書家としての書学の一貫)。
当方の書道作品では、字形を扁平にして作品の安定を図る、ということがあまりないため、自身の書における“引き出し”を多くすることを考え、学習してみた。
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2007-07-25
書・書道・臨書:臨書「黄州寒食詩巻」(蘇軾)
蘇軾(そしょく)「黄州寒食詩巻」(こうしゅうかんじきしかん)の一節の臨書作品。私の主宰する書道教室での稽古の添削の時間があいたときに制作した、臨書手本である。
「黄州寒食詩巻」の特徴は、(基本的に)扁平な文字造形で安定性を図っているところにある。
「黄州寒食詩巻」の特徴は、(基本的に)扁平な文字造形で安定性を図っているところにある。
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2007-07-22
書・書道・臨書:臨書「関戸本古今集」
古筆「関戸本古今集」(せきどぼんこきんしゅう)の一節「も(毛)みぢ(遅)ば」だけを取り出して、臨書してみた(大きさは原寸大にて臨書)。
「遅」から「は」に続く線は、連綿線であるが、実画と同様の強さをもっており、「は」の上の余白の大きさは、作品のスケールを大きくする効果がある。
「遅」から「は」に続く線は、連綿線であるが、実画と同様の強さをもっており、「は」の上の余白の大きさは、作品のスケールを大きくする効果がある。
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2007-07-21
書・書道・臨書:臨書「木簡」
近代詩文書を制作する場合、木簡の臨書によって、そのリズムを体得することが必要不可欠といわれる。
私は、よく、書家としての自身の書学として、木簡を臨書することが多いのだが、その度に、上記の理由がわかる気がするのである。
2007-07-18
書・書道・臨書:臨書「蘭亭叙」(神龍半印本)
2007-07-15
書・書道・臨書:臨書「孔子廟堂碑」(虞世南)
私の主宰する書道教室で、一番初めに触れることにしている古典「孔子廟堂碑」(こうしびょうどうひ)の一節を臨書してみた。
最初に「九成宮醴泉銘」(きゅうせいきゅうれいせんめい)を習う向きも多いようである。しかし、その“緊張感”には恐ろしいものがある。
ゆえに、初学の方にそれを学んでいただくのはどうかと考え、「九成宮醴泉銘」よりは、緊迫したところもなく、初学の方がみても、整斉していると感じることのできる「孔子廟堂碑」を臨書していただいている。
最初に「九成宮醴泉銘」(きゅうせいきゅうれいせんめい)を習う向きも多いようである。しかし、その“緊張感”には恐ろしいものがある。
ゆえに、初学の方にそれを学んでいただくのはどうかと考え、「九成宮醴泉銘」よりは、緊迫したところもなく、初学の方がみても、整斉していると感じることのできる「孔子廟堂碑」を臨書していただいている。
2007-07-13
書・書道・臨書:臨書「蘭亭叙」(王羲之)
2007-07-12
書・書道・臨書:臨書「蘭亭叙」(王羲之)
名品中の名品として、あまりにも名高い“書聖”王羲之(おうぎし)「蘭亭叙」(らんていじょ)の一節を臨書してみた。
私の主宰する書道教室では、「孔子廟堂碑」の次に習う古典としている。
非常に優雅な文字造形と全く無駄の無い動きに、ただただ畏怖の念を抱くばかりである。
私の主宰する書道教室では、「孔子廟堂碑」の次に習う古典としている。
非常に優雅な文字造形と全く無駄の無い動きに、ただただ畏怖の念を抱くばかりである。
2007-07-11
書・書道・臨書:臨書 古筆「針切」(はりぎれ)
上の古筆「針切」(はりぎれ)は、私の主宰する書道教室の稽古が終了したときに、(自身の書家としての書学の一貫として)臨書学習したものである。
基本的に、古筆は“原寸大”を心掛けている。しかし、針切のもつ豪快な筆致を鑑賞していると、どうしても文字造形が大きくなってしまう。
基本的に、古筆は“原寸大”を心掛けている。しかし、針切のもつ豪快な筆致を鑑賞していると、どうしても文字造形が大きくなってしまう。
2007-07-10
書・書道・臨書:臨書 古筆「針切」(はりぎれ)
私が主宰する書道教室の稽古中、添削の時間があいたときを見計らって、古筆「針切」(はりぎれ)を臨書してみた。
漢字を専門とする書家の自身であるが、特に近代詩文書は仮名の文字造形も扱うため、日々、古筆の研究も進めなければならないと考えている。
漢字を専門とする書家の自身であるが、特に近代詩文書は仮名の文字造形も扱うため、日々、古筆の研究も進めなければならないと考えている。
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臨書
2007-07-09
書・書道・臨書:臨書「十七帖」(王羲之)
2007-07-08
書・書道・臨書:「石鼓文」の臨書を生かして
普段より、書家としての書学で「石鼓文」の臨書を行っている。その成果をいかして創作作品「行雲流水」を揮毫してみた。
篆書作品は“一文字の中の余白・線の太さの均一”ということににだけ注意すればよいのではなく、作品全体のそれらの統一をはからなければならない。
篆書作品は“一文字の中の余白・線の太さの均一”ということににだけ注意すればよいのではなく、作品全体のそれらの統一をはからなければならない。
2007-07-06
書・書道・臨書:臨書「十七帖」(王羲之)
2007-07-05
書・書道・臨書:臨書「十七帖」(王羲之)
王羲之(おうぎし)「十七帖」の一節「龍保等平安也」を臨書学習してみた。
先の当ブログでも記述の通り、王羲之の名品には全く無駄な動きが無い。そこにあるのはあくまでも“自然”。
そのようなことを想いつつ、書家活動に励む今日、この頃である。
先の当ブログでも記述の通り、王羲之の名品には全く無駄な動きが無い。そこにあるのはあくまでも“自然”。
そのようなことを想いつつ、書家活動に励む今日、この頃である。
2007-07-04
書・書道・臨書:臨書「十七帖」(王羲之)
引き続き、“書聖”王羲之の草書の名品「十七帖」の一節を臨書(「謝之甚遲見卿」)。
無駄な動きを完全に排除し、しっかりと直筆(ちょくひつ)に筆を立て、一画一画の筆運びを力強くすることが大切(ちなみに、「直筆」の重要性から、それを私の主宰する書道教室の名前の一部にしている)。
無駄な動きを完全に排除し、しっかりと直筆(ちょくひつ)に筆を立て、一画一画の筆運びを力強くすることが大切(ちなみに、「直筆」の重要性から、それを私の主宰する書道教室の名前の一部にしている)。
2007-07-03
書・書道・臨書:臨書「十七帖」(王羲之)
“書聖”王羲之(おうぎし)「十七帖」の一節「無縁言面爲歎」を臨書。
「爲」などの左下に向かう線を鑑賞していると、同方向には角度をつけていないことに気付く。必ず角度を変え、作品の質を落とさないような工夫がされている。
書道作品制作の際には、そのようなところを生かしたい、と考える書家の一人である。
「爲」などの左下に向かう線を鑑賞していると、同方向には角度をつけていないことに気付く。必ず角度を変え、作品の質を落とさないような工夫がされている。
書道作品制作の際には、そのようなところを生かしたい、と考える書家の一人である。
2007-07-01
書・書道・臨書:臨書「十七帖」(王羲之)
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