2007-07-29

書・書道・臨書:臨書「蘭亭叙」(神龍半印本)王羲之

 “書聖”王羲之(おうぎし)「蘭亭叙」(神龍半印本)の一節を臨書してみた。
 この箇所は、蘭亭叙のなかでも、非常に有名なそれの一節で、より細やかな鑑賞をもって、造形を大切に“形臨”を心掛けた。
 私の主宰する書道教室でも、必ずこの蘭亭叙の古典臨書は行うようにしている。
 しかし、三文字目「氣」の八画目の縦画を真っ直ぐにしてしまう方が多くおられる。
 それでは、いつまで経っても古典が教えてくれている“書の何たるか”という点を理解できない。

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