2007-05-08

書・書道・臨書:臨書「孔子廟堂碑」(其のニ)


 今日も、中国唐時代の四大書家の一人、虞世南(ぐせいなん)「孔子廟堂碑」(こうしびょうどうひ)の臨書を行ってみた。
 孔子廟堂碑は、欧陽詢(おうようじゅん)「九成宮醴泉銘」(きゅうせいきゅうれいせんめい)とよく比較の対象となり、やや丸みを帯びた書風の楷書体である、と過日の当ブログでも記述した。
 しかし、同じ、「孔子廟堂碑」の古典であっても、箇所によっては、そうでない(丸みを帯びた文字造形でない)ところもある。
 ただ、「孔子廟堂碑」の特徴は何と言っても“向勢”(こうせい)と呼ばれる、上述のような点が特徴であるので、今回もその特徴がよく表現されている部分を臨書学習してみた。

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