最近のこの当ブログでは漢字の臨書が続いていたので、今日は古筆のなかで「本阿弥切」(ほんあみぎれ)を臨書してみた。その本阿弥切のなかでも、非常に(書道作品としての)展開の大きな箇所臨書した。
漢字と仮名は対極にあるようなことを聞いたことがある。しかし、これは大きな誤りで、漢字も仮名も同次元のものであり、双方ともに学んで始めて両者の奥深さ、および自身が専門とする書道の領域の深淵さを知るのである。
私の場合、漢字の書家であり、特に近代詩文書の場合、仮名造形も作品に混じる。
よって仮名造形が正しく扱えないと、近代詩文書の質も低下する。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿