2007-05-13

書・書道・臨書:臨書“書聖”王羲之「蘭亭叙」

 “書聖”王羲之(おうぎし)「蘭亭叙」(らんていじょ)の一節「也羣(群)賢畢至少」を臨書。特に、書道作品制作上、注目すべきは二文字目の 「羣(群)」である。
 例えば上に横長の文字造形があれば「羣」を使って、そして上に縦長の文字造形があれば「群」を使って、書・書道作品に変化をつけてやる。
 私は書家として、ただ単に蘭亭叙を上手く臨書する、ということにとどまらずに、上記のような、常に創作活動に移行できるような視点で、古典・古筆と接するようにしているし、書道教室でも、そのようなことを、(口癖のように)申し上げている。

0 件のコメント: